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Do you believe in the magic of make-believe ?

2016/01/08

10 時半起床。いかん毎日起床時間が遅くてダラダラしてしまっている。今日は昨日作った API のフロントエンドを開発しようと思っていたのにほぼライブラリの選定と開発着手ぐらいで終わってしまった。夕方から散髪へ。美容師さんに「ランニングはいきなりやると膝を痛めるからやめた方が良いですよ」と言われる。ウォーキングでも 30-40 分を 2 日に 1 回ぐらいやっていたら十分痩せたとのこと。美容師さんのオススメは断然帰宅時よりも朝の通勤時に数駅分歩くことらしい。ちょっと考えてみる。帰ったら妻が偉く大量のおかずを作ってくれていたので頂く。美味い。

WANTEDLY TECH BOOK

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達人出版会から販売されている WANTEDLY 開発チームの本

割と評判が良かったので買ってみたのだけど個人的にはちょっと全然読みどころがない本だった。理由を考えてみると

  • まず文章全体が全く整っておらず非常に読みにくい(一文ごとに文体が変わる・明らかな校正漏れなどが異常に多く、ブログでもここまで酷いのは稀ではないかというレベル)
  • 「なぜこうしたか」ということが訥々と語られているのだが、人に伝えようという文章になっていないので全く頭に入ってこない
  • 「今の WANTEDLY ではこうしています」がひたすら語られるのだが、表層だけで実際に苦労しているポイントや工夫しているポイントが殆ど語られておらず、技術スタックの紹介程度に留まっている

総じて技術書であっても文章の良し悪しでここまで価値が変わってくるのだなと驚いた一冊だった。ちなみに良かったところも書いておくと

  • Docker の利用については勤務先では余り推進していないのでちょっと考えようかなという気になった
  • 施策ボードという取り組みは良いかもと感じた(チームのホワイトボードに施策や Next Action の付箋を貼り付ける)

といった辺り。少し気付きがあった。

2016/01/07

10 時起床。寝過ぎた。社内管理用のちょっとしたツールを作ろうと思って API サーバーを作る。当初 Kotlin の勉強も兼ねて Kotlin で作ろうと思っていたのだけど、たかが社内管理用のツールに Kotlin をビルドしてデプロイして……というのが面倒に感じて Node で実装。折角なので新しいライブラリなどを使おうと思ってあれこれやっていたら思ったより躓いでしまい結局夕方までダラダラ作業してしまった。良くない。夜には一通りのアクションが動くようになった。

夜はふるさと納税のカツオのタタキが届いたので食べた。美味。お風呂に入っている間に達人出版会の WANTEDLY TECH BOOK を読了。起きたのが遅かったせいか午前 2 時現在全く眠くない。

佐藤オオキのスピード仕事術

佐藤オオキのボツ本 が良かったのでちょっと興味が湧いて読んだ。

読書メモ

「スピードを重視すると不思議なほど仕事の質が高まる」ということを説いている本。

可視化によって「探す手間と時間」をなくす

仕事のメモを取るときによく使うのは無印良品の正方形のブロックメモ。考えついたアイディアをブロックメモに書いてテーブルの上に広げ、グループ化したり優先順位をつけたりということが簡単に出来る。あとはプロジェクト毎のクリアファイルなどに放り込んでおくだけで良い。メモ用紙は小さい方がちょっとした断片的なアイディアを書き留めることが出来て良い。A4 サイズなど大きめのメモになると「全部埋めないといけない」という心理的なハードルが出来てしまう。

間違えても良いから判断は早くする

大切なのは「決める」こと。二択まで絞り込めば、決断のうち 50 % は正しい方を選べるはず。半分は成功すると考えれば悪い確率ではない。仮に判断が間違っていたとしても、決断を早めにすることによってリカバリの時間を確保することも出来る。決断に時間をかけることは間違った決断をするよりも悪影響が大きい

しかし問題なのは沢山の選択肢から選択肢を 2 つに絞ること。選択肢を 2 つに絞る時に何を重視して決めるかというと、「長所が最も大きいもの」で、かつ「方向性が全く異なるもの」はどれかを考える。選択肢には短所と長所があり、2 つの選択肢にも当然それぞれ短所と長所がある。しかし長所が大きい案を選んでいるのだから、少なくとも現状から大きな変化は起きるはず。

「時間をかけるほどアイディアは良くなる」は間違い

アイディアの発想は算数の問題を解くようなもの。1 週間かけて解いても 5 分かけて解いても答えが同じなら 5 分で解いた方が良いに決まっている。プロジェクトで成果を出すためにはアイディアは出来るだけスピーディーに出した方が良い。「仕事に時間をかけることは尊い」「時間をかけた方が良いアイディアを思いつくはずだ」という考えを捨てて「この仕事は時間をかけることによって質が高まるものなのかどうか」を常に意識するのが大事。

アイディアは「思いつくもの」ではなく「考えつく」もの

アイディアはロジカルに考えるもの。課題やゴールを明確にし、最終的にそれを解決するためのアイディアを筋道を立てて考えていく。アイディアの発想法としては

  • 近しいものはないか
  • 応用できる事例はないか

また、課題を出来るだけ細かく分割してから考えるという手もある。プロジェクトで解決すべき課題は多くの場合ひとつではない。しかし、複数の課題を一気に解決する課題を考えるのは難しい。そこで、まず課題を分割し、「ひとつの課題だけを解決するならどうするか」を考える。課題を分割して「部分解」を考えることに徹するとアイディアはグッと出やすくなる。課題を分割するのはスピードにも繋がる。ひとつひとつの課題であれば、隙間時間や短時間で課題を考えやすくなり、一週間程度隙間時間に考え続けることで、結果として網羅的に様々な角度からアイディアを考えられていることがある。

複数の案を出す

様々なアイディアを考えて提案する際、「本当は A 案が絶対に良いと思っているけど、捨て案として B 案も提案しよう」ということはしない。捨て案もなければ「絶対にこれが良い」と思いながらプレゼンをすることもない。これはクライアントと一緒に解決の方向性を検討するため。様々な方向性が考えられるプロジェクトなのに、こちらで「絶対にこれが良いと思います」と提案して進めてしまうと、プロジェクトのメンバーが途中で「もしかしてこんな方向性もあり得たのではないか」と不安に感じてしまうリスクを抱えることになる。そうなった時のやり直しを防ぐためにも、最初に軸を決めてクライアント自身に決断してもらうことが大事。

人を巻き込むにはまず自分が楽しむ

プロジェクトの中で自分が誰よりも楽しそうにしていることが周りを巻き込むことにつながる。「こうなるといいな」という少し先の未来を考え、そのイメージを具体的に持つことが出来れば、ワクワクしてプロジェクトを楽しむことが出来る。アイディアを出した人が楽しそうにしていることで、周囲のメンバーは「もしかしたら何か変化が起きるかもしれない」と前向きになることが出来る。

感想

「スピード思考術」の大枠のところは GTD などや多くの仕事術で言われているところなので余り目立つものではないが、アイディアの発想法やクライアントに対する説得の仕方・決断の仕方など「佐藤オオキ流の仕事のやり方」が興味深かった。中でも幾つかは自分で実践できるものだと思うので、何度か読み返して実践していきたい。

佐藤オオキのボツ本

佐藤オオキのボツ本

佐藤オオキのボツ本

デザイナーの考えや思考法を学びたくて読んだ。今年はちょっと意識的に以下の 3 領域の本を読むつもり。

  • マネジメント
  • プロダクトデザイン
  • デザイン思考

読書メモ

ボツを推進力に変える

方向性がはっきり異なるアイディアを幾つも提示することにより、どの案を選びどの案をボツにするかという選択そのものにクライアントには相当の覚悟が求められることになる。多数の案をボツにして一つの方向性に絞り込む中で「せっかくやるならここまでやらないと意味が無い」と思ってもらえるほどの覚悟に変わる。

アイディアを無理なく生む

アイディアはゼロから生み出すだけでなく、既存の情報を何らかの「方程式」に落とし込み、モノゴトを新しい視点から見ることで発生させることが出来る。例えば一つの解決策を次々と他の状況に重ね合わせていくなど。P.51 の図が詳しい。

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  • 事業エリアを区分して描き出し、そこに気になるキーワードをプロットしていく。
  • キーワードを解決するアイディアを考えた後、別の事業エリアに当てはめて考えてみる。
  • そのうち複数の事業エリアを串刺しに出来るようなアイディアも浮かんでくる。

ここで書かれている(使われていた)方程式は以下の 3 つだった。

  • 他の業界で類似するサービスに当てはめるとどうなるか
  • 今ある状況に対して「逆張り」するとどうなるか
  • ひとつの解決策を他の状況に当てはめるとどうなるか

基本的には 2 つの要素を繋げながらどんどんアイディアを発散させていっているように見える。最終的には課題とそれを解決するためのアイディア = コンセプトを図にして纏めている。

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自分の仕事すら前向きにボツにする

あえてみんなが注目していることやこれでいいと思っていることについて「そこに本当に価値はあるのか」を問い続けることで、革新的なアイディアや何かを突破する力が生まれる。この考え方を「前向きな否定」と呼んでいる。こうした姿勢は自分が生み出したアイディアに対しても同じ。

感想

佐藤オオキのことは勿論知っているのだけど、一体どんな人物なのか・何をしている人なのかということが良く分かっていなかった。結論から言えば彼の言う「デザイン」とは「問題を解決する」ことそのものだった。プロダクトのデザインからチームブランディングまで、幅広く課題解決を仕事にしている。まるでコンサルタントのようなのだけど、事実その通りでだと思う。勤務先のプロダクトデザイナーが普段から「デザイナーの仕事はデザインではない」という旨のことを言っているが、まさにそんな感じ。所謂デザイン思考というものだと思う。

  • 顧客の課題を本質的に理解する
  • 顧客の課題を解決するための仮説アイディアを大量に作る
  • 課題と仮説を調査/提案して最適なアイディアを選定する

というフローを何度も繰り返すことで真の課題を解決しようとしていて、その思考プロセスを追えるという意味でなかなか楽しい本だった。

2016/01/06

8 時起床。ちょっと寝坊した。昨日に引き続き評価面談など。今期の体制や仕事の進め方について考える。夜はお鮨を食べながら話す。自分のトーク力の低さに嫌気が差すが、これは何が原因なのだろうか。

  • 単純に話題が少ない → 普段何も考えていない・感じたことを他の概念に結びつけることが出来ていない(「〜 ってこういうことだと思うんですよ」みたいな話が出来ない)
  • 話の意図を理解できない → 頭の回転が遅い?相手の言うことを真剣に聞いていない?

話が上手い人は自分なりの「型」を持っている気がしており、それについて少し考えたいなと思う。自分がどういう話をされた時に楽しいと感じるか・それは何故かということを掘り下げたいが、簡潔に言えばやはり「自分が」感じたこと/思ったことを話すのが面白いと思う。例えば今日の話で言えば……

  • ある人の家に行った時にこう感じた(共感の共有)
  • 自分はこういう仕事が出来ていて良かったと思っている(感情の共有)
  • 自分はこういうことをやりたい(意思の共有)

翻って自分の話は

  • ある人についてこう思っている
  • あるプロダクトについてこう思っている

という「感想」の共有だけで、これでは自分の Will みたいなものは伝わらない気がする。


プロダクトをデザインする、ということについて。自分の問題は明確に「WHAT」と「HOW」を混ぜて考えてしまうことだなぁと改めて認識した。デザイナーの考え方は「顧客の課題は何か」「理想的な体験は何か」から始まっており、そこに「実現可能性」みたいなものは入っていない。まずはあるべき姿を描き、次にそれを Execute するために何が出来るか・どうすれば良いかを描く。これを徹底することが大事だと感じた。

2016/01/05

8 時起床。終日メンバーの評価面談して夜は歓迎会。

評価について未だに納得出来てなかったので改めて話したが、結論として会社の評価が気になり始めるとますます近視眼的になってしまって良くないなと思い始めた。メンバーの目標設定をするにあたって「次はこれを達成したらこの評価になりますよ」という期待値の擦り合わせも重要になってくるのであれこれ話していたのだけど、あまりに会社の評価制度ありきの考え方だと不満を感じやすい気がする。個人の目標と会社の目標があり、それらを掛け合わせて目指すべき姿を明確にすることが最初で、(少し遠い)ゴールに向かって日々努力するための目標設定であって、会社からの評価はそれに付いてくるものだと考えるべき。僕ぐらいの立場で考えると「自分の目標」と「会社の目標」を一致させて「好きなことをやる = 会社の成果になる」という状態を生み出すことが必要になってくるし、短期的には会社の評価に繋がらない・もしくは会社の評価期間と一致しない可能性はあるものの、もう少し長い時間軸で見れば確実にゴールに向かって進めるのではないか。ただし今の評価制度での自分のタイトルはコンピテンシーに合っていないとは感じているのでそこはしっかり伝えるべきだと感じている。

今期の事業計画を考えるにあたって自分の立ち位置をどうすれば良いか悩んでいる。今チームで最大の結果を出すためには自分が一歩引いて各々のメンバーのパフォーマンスを最大化させることに集中するのが良いのではないかと思っているのだけど、そうすると今の評価制度の元では自分は次のタイトルに進めないであろうことが予想されるのがツラい。これって現状の評価に納得出来ていないから感じていることで、もし前期の評価が自分の期待値と一致していたのであればこんなことは考えなかっただろうなぁと思う。